運送会社に所属しているのではなく、個人経営でトラックを使った運送業をしている方は、後に買取りに出すには得ている収入によりタイミングは大きく変わる傾向にあります。一般的には最低ラインでも10年で50万キロ以下でトラック買取りを利用する方がお得とされていますが、個人経営の場合では異なる部分が出てしまいます。例えば新車価格が800万円程度のトラックを購入して仕事をしている方で、年収が500万円という事例で1割を貯蓄にしている方は、10年が経過すると貯蓄は500万円になります。このタイミングで売ってしまうとたとえ100万円の価値が付けられたとしても、新車購入価格では200万円が不足してしまいます。

仮に年収が800万円という方であれば、同じ条件であれば10年で800万円の貯蓄になり、この時点で買取りに出す方法であればプラスに転じます。年収に対して1割の貯金という事例は最低水準になるので、2割以上を貯蓄しているドライバーも少なくはありません。トラックの買取りで個人営業を行っている方は、雇用されるよりも年収は高くなるメリットはありますが、トラックは常に自前で購入する必要性があるので売却するタイミングはかなり重要です。15年で60万キロ以上の走行の場合でも、海外に輸出している専門会社では意外と高値が付けられるものなので、売り先はネット上から探してみて海外に輸出することを掲げている会社を覚えてくことは最も大切な金銭面でお得になります。